皆さんはカレーに一番必要なものについて考えたことがあるでしょうか?
この超越、僭越ながら真理に気づいてしまいました。
いったい何でしょうか。
スパイス
たしかに重要な要素です。
適切な配分と適切な量。
カレーの味を決める根幹といえるでしょう。
しかしあえて言わせてもらいます。
否であると。
ではもっとハート的な問題、
情熱
これは個人的にはものすごく重要だと思います。
カレーを作る間常に集中し続けるために必要な情熱。
遠く離れた国々に思いを馳せながら完成予想図を描くその思いは確かに最重要であると言わざるを得ないでしょう。
しかしこれもあえて否定させていただきます。
これ以上に大切なものがあるのです。
ネコだと思ったそこのあなた。
非常に惜しい。
このブログを長らく見てくれた方々がどれほどいるかはわかりませんがそんな人がいればまず最初に思いつくでしょう。
ネコ、それは非常に重要なファクターです。
ですが違うのです。
本当に必要なものはもっと本質的なところにあったのです。
そろそろ結論を出しましょう……
カレー作りに一番重要な要素とは、
これです。
みんなも買おう!!
悪ふざけが過ぎました。
今後は多分こんな悪ふざけはしないので許してください。
今回はバターチキンカレーです。
勢いに任せて序文を考えたのを後悔してるので何事もなかったように始めます。
こいついつもバタチキだなと思った人もいると思います。
うめえんだなこれが
超うまいので多分定期的に作ります。
それと今回は超越式ガラムマサラの配合レシピも載せます。
ほぼ独学なので拙いものですが万が一このブログからカレーをつくる人がいた場合もし参考になれば幸いです。
ちなみにガラムマサラは何ぞやって聞かれると僕もそんなによくわかっていません。
なんかこうカレーっぽさを出す魔法のミックススパイスです。
市販のものもあるんですが自分で作るとテンションが上がるので自分で作るのをおススメします。
カッコつけて何かほざいてますがまだまだ研究が足りないのでこれからも変わっていくと思います。
ガラムマサラ作り
僕のガラムマサラはかなり甘めのスパイスを使っています。
ホールスパイスから紹介していきます。
- カルダモン 小さじ1(8~10個)
- シナモンスティック 1本
- フェヌグリーク 小さじ0.5
- クミンシード 小さじ1
- クローブ 小さじ1(8~10個)
- ブラックペッパー 小さじ1
お次はパウダースパイス2種。
このスパイス、クミンシード、ブラックペッパー、コリアンダーパウダー以外は甘いスパイスです。
あまあまなのであんまり参考にならなそうですね。
これらを乾煎りしてすりつぶします。
しっかり乾煎りしないとシナモンスティックが砕けないので結構大変です。
しっかりすり潰したらオシャレにコーヒーミルでさらにすり潰して完成です。
辛いのが好きだったらカイエンペッパーを入れてみたり、魚料理が好きならフェンネルを入れてみたり。
カスタマイズ性が面白いのでおススメです。
ガラムマサラづくり、楽しんでください。
一か月くらいで香りが飛ぶらしいです。早めに使おう。
僕は気にせず二か月くらいは使ってます。
マネしないでください。
どうでもいいんですがミルを洗って窓際で乾かしてたら
受け皿の部分が猫に壊されていました。
木工用ボンドで直す訳にも行かないしなぁ……
どうやって直すのが正解なのか分からないので教えてくれた方がいたらその方を意識させていただきます。
超越があなたを意識する権。
このブログを読んでるのがわかった時点で意識しっぱなしです。
頭が上がりません。
気を取り直してできたガラムマサラを使って鬼ウマバターチキンカレーを作っていましょう。
マリネ用材料
基本の材料
- ホールトマト缶 1缶
- にんにく 3欠片
- ショウガ 1欠片
- ハチミツ 小さじ1
- 砂糖 大さじ1
- リンゴジャム 小さじ2
- バター 50g
- 生クリーム 100ml
- クルミ 25g
- 牛乳 50ml
すーぐ写真を撮り忘れます。
カメラマンを雇いたいです。
報酬はカレー現物支給で。
割に合ってなさすぎないか???
ホールスパイス
- カルダモン 5つ
- シナモンスティック 1本
- クローブ 2つ
- カスリメティ 2握り
ガラムマサラも甘いのにホールスパイスも甘いものばかりです。
安心してください。
味付けも馬鹿みたいに甘いです。
パウダースパイス
こっちは結構ふつーな感じのスパイスです。
特に話すことがない。
作り方
1.皮を剝いで一口大に切った鶏肉とマリネ用材料を混ぜ込んで1~2晩寝かせる。
これを焼いたらタンドリーチキンです。
それだけでもおいしい。
2.バターでホールスパイスをテンパリングする。
弱火でじっくり、バターが焦げないように。
フライパンを奥に傾けてスパイスを浸からせると焦げづらいのかな?
3.ニンニクとショウガをみじん切りにしてテンパリングバターに入れて炒め、青臭さを飛ばす。
写真の撮り忘れ。ほかの人はどうやって忘れないようにしているんでしょう。
4.トマト缶を入れて水気を飛ばす。
もっと飛ばしてもいいかもしれないですね。
ここまでずうっと弱火です。そしてこれからも。
5.クルミと分量外の牛乳をミキサーでペーストにする。
6.パウダースパイスと生クリーム、砂糖、リンゴジャム、ハチミツ、5のペーストを全て入れてよく混ぜる。5~10分くらい煮込む。よく煮込んだほうが美味しいです。
すっごいねっとりする。
色はマリネチキンを入れたらバターチキンっぽくなります。
大丈夫。
7.マリネチキンを別のフライパンで焼く。
焼き色をよく付ける。
僕は作ってる最中でおなかペコペコで我慢できなかったので焼き色を付けきれませんでした。
焦げちゃうかな?くらいがっつり焼き色を付けたほうがおいしい。
8.7のマリネチキンをカレーベースに入れて五分くらい煮込む。
めっちゃバターチキンカレーっぽくないですか???
9.牛乳をいれて数分煮込む。
10.カスリメティとガラムマサラを入れて一煮立ちさせて塩で味を調えて完成。
ご飯にパセリ、カレーに生クリームなんて散らしたらそれっぽくなります。
すごい甘いスパイスと甘い材料、甘い味付け、めちゃめちゃ心配だと思います。
実はそれがコツなんじゃないかと僕はにらんでいます。
めちゃめちゃ甘くするとバターチキンカレー感がビンビンになります。
僕の好みの問題もあるとは思うのですが甘さが独特のカレーなので結構甘くするのがおすすめです。
クルミの量を増やしたり、贅沢にカシューナッツなんて使うとよりこくまろになります。
次回の改善案も思いつかないくらい自分の好きな味になっていて困っています。
次作るときはピーナッツバターなんて試してみようかしら。
そんな感じです。
次回は多分チキンサグカレーになると思います。
気分が乗ったらサグパニール、つまりホウレンソウチーズカレーになるかもしれないです。
チーズ作りが億劫になる可能性が高いです。
チキンサグもバタチキの次くらいによく出てきますね。
旨いんだもの。
食べたくなっちゃうね。
あんまり得意じゃないカレーも特訓しなきゃなぁとは思ってます。
スパイスが揃い次第アジア系のカレーも作りたいのでが全然そろわないです。
期待しないで待っててください。
次回こそモルカーコラボカレーリベンジを。
サ終